お酒を造るためには必ず「米を蒸す」という作業があります。
醸造期間中のこの時季、さまざまな種類の「酒造好適米」を蒸すのですが、
麹の為のお米は、洗米後の重さと蒸した後の重さを計り、どれだけお米がお水を吸ったのかを必ず量ります。
吸水率を知ることによって水分を調整し、均等な水分値で麹を作るのです。
一升盛麹蓋法・・・低定温のもろみの液体中でも強力な酵素力を維持できる特別な麹。竹の露が必要とする吟醸麹は全量一升盛の麹蓋法に生み出されます。